鉱石のX線解析
皆様こんにちは
地蔵鉱山株式会社です。
皆様は健康診断などで
X線で体をスキャンしたことがあるでしょうか?
実は、鉱石の分析にもX線スキャンを用います。
こんな機械を使ったりします。
【X線分析機】
たとえば、
鉱脈付近で拾ってきた鉱石をスキャンすると
成分元素によって跳ね返ってくる光の波長が微妙に違うので、
どの元素がどの程度含まれているのか判定してくれます。
とてもざっくりした数字で、
ごく一部の表面しか測定できません。
時には10倍以上の過剰な数値がでることもあります。
なんとこの鉱石は
Au(金)が 117ppm ...!!
一般的な鉱山では 10ppm が優良な値です。
他の鉱石で測定してみると
こちらは54ppm
これでも十分多いです。
地蔵鉱山は高品質な金鉱山で、金の含有量はとても高いです。
もちろん、
正確な値を測定するにはさらに別の測定方法を用いる必要があります。
本日の記事は以上です。
そろそろ春が近づいてきましたね。
今年度から地蔵鉱山から金を産出されると思うととても楽しみです。
鉱石分析サンプル作成
2017/01/24
地蔵鉱山株式会社ブログ初投稿
皆様こんにちは。
地蔵鉱山株式会社ブログ編集部です。
「最初の記事はインパクトのあるものを」
ということであれこれ悩んだ結果..
鉱石分析担当から鉱石の写真を初投稿致します。
本日は分析サンプル作成のため、
朝から手作業で山砂から金を回収しています。
1時間程度の手作業で10倍以上の密度になります。
金の回収といっても難しいことではなく、
粘土を水で洗い流すのです。
山の鉱脈の土は、約60%が金を含まない軽い粘土なので、あっさり終わります。
特に今回は必要なサンプル量が少なかったので、
500ml ペットボトルを用いています。
比較的軽い砂を捨て続けること1時間..
水と砂は解析のために回収し、
比較的重たい部分だけを 約 0.62g 残しました。
こちらです。
いくらかキラキラした部分が目立つようになりましたが、見た目はほとんどただの砂です。
アフリカやアジアではこうした工程を、
毎日、
大規模に、
しかも手作業でしていると聞いています。
【公式】 地蔵鉱山ははてなブログを始めました。
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